以前に話に上がった、日本とスペインとの融合料理。
そのイベントが昨夜でした。
直前まで私はてっきり、通常営業しながらメニューの中に
そういった日本テイストの品をいくつか出すのかと思っていたら、
これが、
店を挙げての大イベントだったのですね。
ホールの女子達はリオハの伝統衣装で盛装。
朝番ビクトルと夜番ダニーがそろって出勤。
当日のお客さんは入れず、そのために招待した人ばかりでワンフロア満席。
全員分のコース料理を同時出すと言うじゃないですか。
この小さなキッチンでどうやって??
と思っていたら
当日使わない、地下の客席が
こんな感じに。
で、一品目
Esparragos sobre caldo de mejillones,corazon de tomate y mahonesa de wasabi.
サラダ。
ムール貝の出汁のジュレの上に、ホワイトアスパラ、トマト、
ワサビとアボガドのソース、昆布の軽く炊いたものが乗っております。
二品目
Sashimi de Atun roho marinado 1 minuto.
まぐろ。
刺身のようですが、身を真空機にかけて生姜と醤油の味を染み込ませてあります。
こちらの鮪は身が緩いので、ぼってりと厚めのカット。
添えてあるのは西洋ごぼうと生姜の甘いビネガー漬け
三品目に、
Age Dashi Tofu con berenjena a la llama
うわさの揚げ出し豆腐と焼きナス。
ナスはここリオハ地区の特産物でもあるらしく、
「だから融合!」
と、若干強引。
四品目は、
Makisushi y chanpinion en tempura
サーモン巻き寿司と特大マッシュルームにエビのすり身を詰めて天麩羅。
私はカッパ巻きにしたかったのだけど…
天麩羅は満場一致で大絶賛。
五品目に、
Mirin Boshi de Bacarao
ミリン干しをバカラオで。
添え物に、バカラオのアラで取った出汁のジュレ、
大葉のパスタとごまのパイ。
ミリン干しもえらい好評。
海の無い内陸の地域で魚の鮮度がとても良い訳ではないので、
こういった食べ方が好まれるのでしょうか。
最後デザート
Cuajada de vanilla, arena de almendras, ganagh de chocolate,sorbete de rosas y miel
クワハダというバニラの香りのプリンのようなモノ
の、アレンジ。
チョコのソース、ベリーと蜂蜜のアイス、アーモンドのクランチが乗ってます。
試作で葛饅頭やら、寒天やら、洋館やら、
作ってはみたけど
やはり素朴すぎたか興味は示してくれるものの、いまいち心掴みきれず…
デザートだけはこの地域の伝統色の一皿に。
何とかコースを出し切り、揚げ物で粉だらけになった私を見て、
新しいコックコート貸してあげるから着替えて!
と、せかされ。いやな予感。
案の定。客席に引っ張り出され
全員の前で紹介され、あげく
「ほら、しゃべって!しゃべって!」
出来ませんて
しかしながら、みなさん楽しんで行ってもらえた模様。
ひとまず成功。
大成功。
と、アイトールは言ってくれてました。
いやしかし、
何が大変って、
仕込みも然ることながら打ち合わせが大変で。
そりゃあもう連日、辞書を挟んで深夜まで討論。
日本の「侘び寂」、
「何も無いところに美を見出す心」
を伝えるには私の語学ではまだまだ足りないことを痛感します。




Excelente comida! Oleeee, AJIchan!!!!
返信削除素晴らしい料理の数々だね、味ちゃん。がんばりすぎて知恵熱出んかった?そういえば味ちゃん、かっぱ巻好きやんね。
ふと思っただけど、あなたが名古屋に帰ってきたら、スペイン料理のシェフではNo.1になれるんじゃないかしら。
生涯見習いですから。自分。
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