2012年5月15日火曜日

中途半端に更新が途絶えてましたが、いや、イロイロ訳がありまして…

実は帰って来てます。
帰って来れました。

ただいま日本、母国、すばらしい。

最後の約1ヵ月は結局スペイン約1周。
落ち込み、持ち直し、落ち込み、持ち直し、の繰り返しで。

筋肉痛はめっちゃ痛い後、筋肉が発達するそうですね。

という訳で。
明日16日は帰国後の新しいメニュー試作発表&品評会を勝手に開催します。

内容は未定ですが、これを期に、どうか私の帰国を迎えて下さいませ。

そしてどうぞご賞味下さい。

@日本の名古屋のスペインバルの、DOSにて。


かしこ。





2012年4月27日金曜日

アンダルシアにあこがれて


と、マッチも歌っていましたね。

あ、真島昌利か。





FIESTA DE PRIMAVERA


スペイン三大祭の一つ。
ちょうど今、というのだから。行かない手は無いでしょう。



満喫。






やんや。やんや。







イカス!




さて、一路北へ、
ガリシアに海産物食べに行くぞー








2012年4月24日火曜日

No falta quien dé un duro para un apuro.


タイトルはスペインのことわざ。
困っているときは誰かが助けてくれる。みたいな意味で、
つまり、
「渡る世間に鬼はなし」


私、泉ピン子さんと同じ誕生日です。




そんなこんな言うてたら、


…あら


もう、勤務最終日!




「さあ、今日は何が食べたい?!この店にあるものならなんでも!」
と聞かれて、
うーん。メニューのものは一通り食べたし…
あ、そうだ。まだ”あれ”食べてない。

スペイン料理と言えば、やっぱりこれ




パエリア。
作ってもらいました。

もちろん、作り方も詳しく詳しく訊きながら。

 




これがまあ美味しいこと。
スペイン国内で食べたものの中で一番だったと思う。

理由はわかってます。

この状況。
今食べている場所、一緒に食べる人、会話と時間。
料理の美味しさというのは、
何より、それを食べる時の経緯と環境がものすごく重要なのだと、
改めて感じるパエリアでした。

「ここは君の家だからいつでも帰っておいで」
と、
昔ウルルン滞在記で聞いたことがあるような言葉をもらい、
実際言われてみるとやっぱり嬉しい。



餞別に。と貰ったものが、





アイトールの友人でもあり、一番尊敬するというシェフのレシピ本
と、
RIOHANA
(リオハの衣装を着た人形。隣の洋品店で売っていて、私がずっと欲しがってたモノ)




このお店の人たちに出会えたことに感謝してやみません


もちろん、このお店の人たちだけでなく、
スペインでの生活何かとお世話してくれている方々、
DOSのボス始め、私が不在の分まで頑張ってくれている方々、
メールや電話で何かと連絡くれ、励ましてくれる方々、

この場を借りて深く御礼申し上げたく存じます。





さて、

まだ私のスペイン生活は少しばかり残っている訳で…
後はもう、美味しそうなものと楽しそうな事の匂いを嗅ぎながら、
しばしフラフラ。

顔面から転ばないようにだけ気を付けながら。



とりあえず明日、ここログローニョを離れてアンダルシアに行くぞー









2012年4月22日日曜日

Riojapon

第二回RIOJAPON
~リオハと日本のミクスチャー~
の夜でした。

今回はリオハワインの作り手さん始め、リオハ振興会のような感じ。

料理も幾分リオハの色が濃くなります。



一品目



Salmon ahumado con eneldo y wasabi

スモークサーモンとフェンネルとワサビ

名の如く。
スプーンに乗っかっちゃっております。



二品目はSashimiで、前回と同じ。


三品目

Chawanmushi con Espuma de esparragos blancos




茶碗蒸しに




ホワイトアスパラガスのエスプーマ

前回却下され、どうしても作りたいと懇願し、実現。
今回の一番人気でした。



四品目




Alcachofas,Patata ,salsa verde y Jamon Iberico.Flor de calabacin en tempura

アーティチョークとジャガイモのパイのようなモノに、白身魚の出汁のソースとイベリコハム
ズッキーニの花の天麩羅。



五品目




Cordero asado con Caneron de ensalada

子羊のグリルとサラダのカネロニ

子羊は、生まれてからミルクしか飲んでいないという特殊なやつ。
ただ焼いただけでものすごく味が良いのです。
カネロニはパスタの名前ですが、それに見立てたサラダ。緑野菜のゼリーで葉野菜を巻いて、
上に玉ねぎのソースとトマトが乗ってる。



で、最後デザート




Bonbon de almendra,avellanas,Chocolate y te verde Matcha

アーモンドとヘーゼルナッツのクリームをカカオバターでくるんだモノと、チョコ、抹茶のアイス。




おかげさまで、今回も好評いただき、無事終えました。





動画をアップしてみよう






茶碗蒸しにエスプーマの図



この後、上の棚に置いていた塩が
何かの振動で突然降ってきて、
危うく料理が全部塩まみれになりかけた。

だからそんなとこ置いたら危ないって言ったのに。ビクトル。
(手前のワイン飲んでる人)




2012年4月18日水曜日

言い訳



昨今、日記が飛び飛びになっているようではありますが、
ネタ切れとか、そういう訳ではでは決してありません。

飽きもせず、
毎日なにかしら綴りたいのですが。

こちらで人から借りているモバイルデータ通信。
調子に乗って使いすぎたか、
「これ以上使うと追加料金発生しちゃうぞ」
らしき文章が出てくるもので…

ちょっとビビりながらネットを使ってます。



あと一週間、私のレストラン勤務も最終日を迎えます。

で、その後の行き先をドキドキソワソワ考えたり。
その前に、今週再び、日本とスペインミックス料理ナイトがあるもので、
終わりのない打ち合わせに明け暮れたり。





セマナサンタも過ぎました。

 

そういえば、もうじきゴールデンウィィークですね。

スペイン来る方いませんか?


2012年4月14日土曜日

こんな大事になるとは



以前に話に上がった、日本とスペインとの融合料理。
そのイベントが昨夜でした。


直前まで私はてっきり、通常営業しながらメニューの中に
そういった日本テイストの品をいくつか出すのかと思っていたら、

これが、

店を挙げての大イベントだったのですね。

ホールの女子達はリオハの伝統衣装で盛装。
朝番ビクトルと夜番ダニーがそろって出勤。

当日のお客さんは入れず、そのために招待した人ばかりでワンフロア満席。

全員分のコース料理を同時出すと言うじゃないですか。


この小さなキッチンでどうやって??
と思っていたら
当日使わない、地下の客席が




こんな感じに。



で、一品目




Esparragos sobre caldo de mejillones,corazon de tomate y mahonesa de wasabi.

サラダ。
ムール貝の出汁のジュレの上に、ホワイトアスパラ、トマト、
ワサビとアボガドのソース、昆布の軽く炊いたものが乗っております。



二品目




Sashimi de Atun roho marinado 1 minuto.

まぐろ。

刺身のようですが、身を真空機にかけて生姜と醤油の味を染み込ませてあります。
こちらの鮪は身が緩いので、ぼってりと厚めのカット。
添えてあるのは西洋ごぼうと生姜の甘いビネガー漬け



三品目に、

Age Dashi Tofu con berenjena a la llama

うわさの揚げ出し豆腐と焼きナス。

ナスはここリオハ地区の特産物でもあるらしく、
「だから融合!」
と、若干強引。



四品目は、

Makisushi y chanpinion en tempura

サーモン巻き寿司と特大マッシュルームにエビのすり身を詰めて天麩羅。

私はカッパ巻きにしたかったのだけど…
天麩羅は満場一致で大絶賛。



五品目に、

Mirin Boshi de Bacarao

ミリン干しをバカラオで。
添え物に、バカラオのアラで取った出汁のジュレ、
大葉のパスタとごまのパイ。

ミリン干しもえらい好評。
海の無い内陸の地域で魚の鮮度がとても良い訳ではないので、
こういった食べ方が好まれるのでしょうか。



最後デザート




Cuajada de vanilla, arena de almendras, ganagh de chocolate,sorbete de rosas y miel

クワハダというバニラの香りのプリンのようなモノ
の、アレンジ。
チョコのソース、ベリーと蜂蜜のアイス、アーモンドのクランチが乗ってます。

試作で葛饅頭やら、寒天やら、洋館やら、
作ってはみたけど
やはり素朴すぎたか興味は示してくれるものの、いまいち心掴みきれず…
デザートだけはこの地域の伝統色の一皿に。



何とかコースを出し切り、揚げ物で粉だらけになった私を見て、
新しいコックコート貸してあげるから着替えて!
と、せかされ。いやな予感。

案の定。客席に引っ張り出され
全員の前で紹介され、あげく
「ほら、しゃべって!しゃべって!」

出来ませんて


しかしながら、みなさん楽しんで行ってもらえた模様。

ひとまず成功。

大成功。
と、アイトールは言ってくれてました。



いやしかし、
何が大変って、
仕込みも然ることながら打ち合わせが大変で。

そりゃあもう連日、辞書を挟んで深夜まで討論。

日本の「侘び寂」、
「何も無いところに美を見出す心」
を伝えるには私の語学ではまだまだ足りないことを痛感します。